レジ不正監視
(1) 提供機能
本提供機能は、セルフレジにおける商品のスキャン漏れを検知する技術に対する技術検証を行うための Web アプリケーション画面を提供する。Web アプリケーション画面上で、セルフレジ上部から商品スキャン中の様子を撮影した動画のアップロードを受け付け、アップロードされた動画に対する、商品のスキャン漏れの検知結果を表示する。また、オプション機能として、映像の画角の変化を検知する技術に対する技術検証を行うための Web アプリケーション画面を提供する。Web アプリケーション画面上で、カメラ設置時に撮影した動画と運用時に撮影した動画のアップロードを受け付け、アップロードされた動画に対する、画角変化の検知結果を表示する。
(2) 制約事項
- 利用者は、本提供機能およびその結果の利用において、GDPRなど、それぞれの国や地域の法令などの規制を遵守しなければならない。
- 利用者は、本提供機能を、レジ不正監視の技術検証の目的にのみ利用することができ、利用者は、本提供機能を、実運用への適用を含むその他の目的に利用してはならない。
- 利用者は、本提供機能に利用者が入力する入力データに秘密情報や個人情報等を含めてはならない。本提供機能に入力する動画については、利用者の責任において、本提供機能に入力する前に、動画中の顔を加工するなどの対応をし、個人の特定ができない状態にすることにより、入力する動画に秘密情報や個人情報等が含まれないようにする。
- あらゆる入力データについて、利用者が本提供機能に入力したことで、利用者または第三者に不利益、損害等が生じたとしても、当社は、いかなる責任も負わないものとする。
- 利用者は、以下の全ての制約事項および本利用規約に記載されている全ての制約(第13条の制限事項・注意事項を含むがこれに限られない。以下「制約」と総称する)を満たす動画のみ、本提供機能に入力することができ、制約を満たさない動画を入力してはならない。
- 本提供機能に入力する動画は、利用者が、個人情報保護法やGDPRなど、それぞれの国や地域の法令などの規制を遵守して撮影および取り扱いをした動画であること。
- 本提供機能に入力する動画は、利用者が、動画に映る全ての人物に対して、撮影時に、利用目的の通知または公表を行った動画であること。
- 本提供機能に入力する動画は、クレジットカードや携帯端末の画面など、動画に映る人物の支払いに関連する情報が映り込んでいない動画であること。
- 本提供機能に入力する動画が音声を含む場合には、個人を特定することを可能とする情報を含む音声を含まない動画であること。
- 本提供機能に入力する動画は、利用者の店舗に来店した顧客などの動画ではなく、本提供機能を利用するために利用者がテスト用に撮影した動画であること。
(3) 提供機能の結果
- 利用者は、本提供機能による検知結果と自らが保有する個人情報の紐づけによる個人の特定や追跡を行ってはならない。
- 本提供機能による検知結果は、人間による最終的な判断を補助するためのものであり、検証目的のためだけに提供されたものである。
- 当社は、検知結果の正確性を保証せず、検知結果に何らの責任も負わない。