カメラ生体認証
(1) 提供機能
- PC接続可能なwebカメラによって撮影した手のひら画像(以下「手のひら画像」という)を用いた、静脈情報登録、静脈情報認証および静脈情報削除の以下の②乃至⑤の機能(以下「本機能」という)を有するWebAPI(以下「WebAPI」という)およびサンプルウェブアプリ(以下「サンプルウェブアプリ」という)を提供する。なお、サンプルウェブアプリは、本機能をWebブラウザ上で実行可能な形態で提供するものとする。
- 静脈情報登録時および静脈情報認証時の手のひらの撮影のための専用ソフト(以下「専用ソフト」という)の提供。
- 静脈情報登録の際に、ユーザIDと手のひら画像から抽出した静脈に関する特徴をデータ化した数値情報(以下「静脈情報」という)をデータベースに登録する機能。
- 静脈情報認証の際に、ユーザIDと改めて撮影した手のひら画像から抽出した静脈情報とを照合することで、同一人物性を判定する1対1認証を行う機能。なお、利用者は本人が登録した静脈情報のみ照合可能である。
- 静脈情報削除の際に、登録したユーザIDと静脈情報を削除する機能。なお、利用者は、静脈情報削除の際にはWebAPIを使用するものとする。
(2) 制約事項
- 第7条第3項にかかわらず、提供機能の使用に際して入力データとして個人情報の登録ができるものとするが、登録される個人情報は、ユーザID、手のひら画像、静脈情報とし、当社は、第8条の「Fujitsu Research Portalプライバシーポリシー」(https://portal.research.global.fujitsu.com/privacy)に従いこれを取り扱う。
- 利用者は、提供機能の利用のために使用することについて同意を得ていない第三者の手のひら画像を入力データとして使用してはならないものとする。
- 入力された手のひら画像は、静脈情報を抽出後、即時削除されるものとする。
- 登録されたユーザID、静脈情報は、クラウド上のデータベースに保存され1日毎に提供機能の提供時間帯終了後に自動で削除されるものとする。
- サンプルウェブアプリの利用において、IPアドレスおよびユーザIDをアクセスログとして収集し、不正なアクセスを防止するとともに、提供機能の提供を安全に運営するためのみに利用する。なお、アクセスログは、クラウド上のデータベースに1年間保存するものとする。
- WebAPI、専用ソフトおよびサンプルウェブアプリは、提供機能の技術検証の目的にのみ利用可能とし、その他の利用は禁止する。また、本機能の結果について、正確性、完全性および目的達成当を一切保証せず、結果に対して何らの責任も負わない。
- 本機能は、日本国内からのみからの利用に限り、日本国外からの利用を禁止する。
- 本機能の利用にあたり関連するOSS(オープンソースソフトウェア)の利用について、技術詳細ページにある専用ソフトおよびサンプルウェブアプリのマニュアルに記載の内容に同意したものとする。
- 提供機能の提供時間帯は、当社が定める営業日(日本時間)の 9時00分から17時00分までとする。 ただし、事前の断りなく提供機能が中断および中止されることがある。